認知の歪みに気づく鏡は視線をあげればいつも周りにあったのだ

突然ですが。
これまで私は自分を評価してあげなさすぎたのかもしれないという気がしてブログに覚書。
こんなSNSの時代で世の中にちょっと見渡せばすごい人たちがいっぱいいて
最近の私は、自分の愚かさや無知さを土俵に上がる前から恥じていて
こんなんじゃ自分を出すことはできないって思い込んでしまっていたのかも。

挫折していた、背伸びして買った本(土と内臓)を思い出して手に取ったら
急にスラスラ読めて、気がついていなかった自分のすごく嬉しくて、
さて次の本に・・と新しくもっと難しい研究者用の本を買ったら
またさらにハードルが上がって一瞬圧倒されてしまった。
でも、圧倒されると殻にこもったり、フリーズしてしまう情けない癖を
今回からは治したいからぐっと気合いを入れて忍耐強く読むのだ。
ゲボ吐きそうなほどつまらない本を頑張って読んで理解することも時には必要です。

なにが言いたいかというと、
これまでの自分や今の自分を定期的に棚卸しするべしということ。

ちなみに、今度買った「構造生物学」という本は、今私が一番知りたい
微生物や酵素やタンパク質やDNAなどの構造や働きを
ひとつひとつ説明している教科書のようなものです。
それがなんの役に立つの?収入上がるの?ライフハックになるの?
なんて質問には胸を張って「何も?」という話ですが
世界を正しく深く知ることは質の高いクリエイティブにはとても重要な要素です。

私の目には見えないミクロな世界への興味は今に始まったことではなく
小学生の自由研究では、食塩水の濃度別に
菌の増殖がどのような結果になるかということをやったし
大人になってからの味噌作りや断食なども同じ興味に紐づいている。
人には生涯にわたって関心があるものというのがいくつかあるようです。

今は土づくりがそれに関連したプロジェクトだけど
実は先日張り切って作ったベランダ農園は
絶妙なタイミングで始まってしまったマンションの外装工事によって
撤去することになったので、あらためて後日仕切り直しとなった。

とはいえ、小さく始めたコンポストは続けていて
順調に野菜の切れ端やお刺身のツマなんかを
せっせと分解し発酵を進めてくれているようだし
たくさん集めた秋以降の野菜の種も冷凍庫でスタンバっているので
また再開した際にはこのサイトで進捗をお見せしたいと思っています。

誰もまだその存在を知らなかったミクロの世界を
見たくて知りたくて顕微鏡の発明、観察や培養などの手法を作り上げていった
コッホやパスツールがやってきたことを理解して、
いつかなんでも知ってるコンピューターおばあちゃんになりたい。
現代はこんなに便利な道具が安く揃っていて、
先人の知恵の土台もあるんだし好奇心と忍耐さえあればだいたいは叶う。

土に興味があることを話したら
友人が「何年も前から真剣にうんこの話してたもんね」って普通に理解してくれて
そうだったと逆に思い出して、ちょっとずつでもここまで進んできた
自分の重ねてきたことを「続けてえらい」と褒めてあげたい気持ちにちょっとなれたんです。

気まぐれに投稿してきたので、ここに来る方は今ほとんどいないと思うけど
それでも私を思い出して気にかけてくれる方や、
新しく歌のどうかなどから興味を持ってくれた方には
また、ここでおしゃべりして伝えたいと思っています!

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